不貞行為とは、既婚者が配偶者以外の者と性行為に及ぶことをいいます。不貞行為を行われた他方配偶者は、配偶者の不貞行為の相手方に対して慰謝料を請求することができます。ただ、この場合、不貞行為の事実の主張・立証責任は慰謝料を請 […]
「2024年3月」の記事一覧
離婚後の「共同親権」導入へ
政府は、離婚後に、父と母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法などの改正案を、令和6年3月8日の閣議で決定しました。 政府が閣議決定した民法などの改正案は、離婚後に父と母のどちらか一方が子どもの親権を持 […]
改正DV防止法が施行されました(令和6年4月1日施行)。
配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律(DV防止法)の一部を改正する法律が令和5年5月12日に成立しました。改正法は、令和6年4月1日から施行されました。 改正法でもっとも重要な点は、接近禁止命令等を申し立 […]
家事事件における住所、氏名等の秘匿制度
家事事件についても、申立て等をする者及びその法定代理人の住所・氏名を申立書に記載しないことを可能とする住所、氏名等の秘匿制度が導入されました(家事事件手続法第38条の2)。 すなわち、秘匿決定が出ると、秘匿決定において定 […]
住所、氏名等の秘匿制度の効果
住所、氏名等の秘匿決定があった場合、秘匿事項届出書面の閲覧若しくは謄写又はその謄本若しくは抄本の交付の請求をすることができる者は、当該秘匿決定にかかる秘匿対象者に限られます(民事訴訟法第133条の2・第1項)。 ただ […]
住所、氏名等の秘匿制度について
民事訴訟法の改正により、住所、氏名等の秘匿制度(民事訴訟法第133条以下)が創設され、2023年(令和5年)2月に施行されました。 犯罪の被害にあって損害を被った場合、加害者に対して訴訟を提起して損害賠償を請求することが […]