「2023年」の記事一覧(4 / 7ページ目)

医療事故|重要判決の紹介 最高裁平成17年11月15日判決(治療方針等の最終決定権者である大学病院の科長の刑事責任)

医療事故 裁判例

【事案の概要】Yは,Z大学総合医療センター(以下「本センター」という。)の耳鼻咽喉科科長兼教授であり、同科の医療行為全般を統括し、同科の医師を指導監督して、診察、治療、手術等に従事させるとともに、自らも診察、治療、手術等 […]

医療事故|重要判決の紹介 最高裁平成20年4月24日判決(チーム医療における総責任者の説明義務)

医療事故 裁判例

【事案の概要】Aは、大動脈弁閉鎖不全のためB病院に入院して大動脈弁置換術を受けたところ、手術の翌日に死亡。Aの相続人であるXらが、本件手術のチーム医療の総責任者であり、かつ、本件手術を執刀したY医師に対し、説明義務違反等 […]

医療事故|重要判決の紹介 集団検診における癌などの見落としに関する医師の過失(最高裁昭和57年4月1日判決ほか)

医療事故 裁判例

この点について正面から論じた最高裁判決はありませんが、【最高裁昭和57年4月1日判決】は、重い肺結核に罹患した人物が、1年前の定期健康診断のレントゲン画像で既に結核罹患を示す陰影が写っていたとして国家賠償を請求した事案で […]

とても静かな城北公園

最近の話題

仕事の合間に静岡市葵区の城北公園を散歩してきました。城北公園は、休日になると散策する人達で賑わっているのですが、平日ということもあり、静まりかえっていました。 城北公園は緑が多く、散歩するにはとてもいいところです。   […]

医療事故|重要判決の紹介 最高裁昭和60年4月9日判決(投薬にあたっての問診義務)

医療事故 裁判例

【本判決】 上告代理人Zの上告理由第一点及び第二点について 所論の点に関する原審の事実認定は、原判決挙示の証拠関係及びその説示に照らし、肯認するに足り、右確定事実によれば、 (一)本件注射と亡Aの死亡との間には因果関係が […]

雨上がりの駿府城公園

最近の話題

今日、仕事の合間に駿府城公園を散歩しました。午前中の雨があがり、一転して晴れとなり、気温がかなり上昇したため、今日は蒸し暑かったです。そのためか、公園内の人はまばらでした。この時期になると、木々の緑の色も濃くなっています […]

医療事故|重要判決の紹介 最高裁平成21年3月27日判決(麻酔薬投与量の調整に関する過失を認めた)

医療事故 裁判例

【事案の概要】左大腿骨頸部を骨折したAが、Yの設置するB病院において、全身麻酔と局所麻酔である硬膜外麻酔を併用して左大腿骨の人工骨頭置換術を受けたところ、術中に心停止となり死亡したことから、Aの子であるXらが,担当医師C […]

医療事故|重要判決の紹介 最高裁平成11年3月23日判決(手術における手技の誤りを否定した原判決を破棄)

医療事故 裁判例

【事案の概要】Aは、右側顔面けいれんに罹患し、B国立病院麻酔科にて顔面けいれんを根治するための神経減圧術を受けたところ、手術翌日に、小脳上槽、小脳虫部の上部周辺及び第4脳室に生じた血腫のために閉塞性水頭症になり、頭蓋内圧 […]

医療事故|重要判決の紹介 最高裁平成15年11月11日判決(開業医の転送義務、重大な後遺症が残らなかった相当程度の可能性が存在する場合の不法行為責任)

医療事故 裁判例

【事案の概要】当時小学6年生だったAは、昭和63年9月27日ころから発熱し、同月29日、開業医であるB医師の診察を受け、薬の処方を受けたが改善せず、Aは同月30日もB医師の診察を受け、同年10月3日に来院するよう指示され […]

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